やりたいことを出来るようになった時代。「’海外美容師’という生き方。」その二十。
IOT〜Internet of Things。
モノとインターネットが繋がる時代。
理美容業は機械化されないと言われ続けて来たが、IoTは理美容業界においても革新的変化をもたらす日が近づいているのでは？と思わずにはいられない。
先日日本の最新技術やトレンドを勉強しにいくつかのセミナーや研修を受けた。
AIメイクカウンセリングやAIカラー調合、ソフトを使った顧客管理システムとインターネットがリンクして、体系的に必要な情報を出し入れすることも可能になったり。
長年の業務によって培われる経験やセンス。は、AIが代行してくれる日が来るかもしれない。
そう言ったものは、モノづくりにおける教育において僕はむしろ歓迎すべきことだと思う。
結論を先に、過程を後から勉強することは合理的だしシンプルで無駄がない。自身が学ぶ時も、スタッフに教育する場面でも、明確なモノサシが出来る。この人とあの人の言っていることが違う！ということが起きない。
機械化とは本来、機械にやってもらった方が便利な事を機械にお願いすること。その分僕たちの手は空くので、他の活動を行うことが出来るようになる！自分にしか出来ないことが出来るようになる！
では僕たちにしか出来ないこと、はなんだろう。
今僕の結論は３つ。
①機械化出来ないことをやる！
当たり前過ぎることだが、技術的に機械化が可能かも知れないけど当分その恩恵にありつくことが出来なそうなことは、僕たちがやるしか無い。例えば掃除、カルテ記入、集客戦略、リピート戦略、教育、マネジメント業務全般、マーケティング業務全般、財務等。最新技術とコストがあれば出来るかも知れないことでも、さまざまな事情からアウトソーシングしたくても出来ないことは残念ながら私たちがやるしかない。
②「あなたにお願いしたい！」
インターネット通販の普及率は目覚ましくシェアを伸ばしたが、近年横ばいだと言う。ネット通販ではショッピングの楽しみを味わうことが出来ないからだ。これは大変面白くて、便利だからと言って、人間は利便性のみを追求はしないと言う現実を物語っている。それはつまり、業務内容はともかく、あなたにやってもらいたい！を提供できるか、が勝負だ。
③「憧れ」を喚起する！
俺はiPhoneXになりたい！って人はいない。僕の行動力の根源に、自己実現や憧れ、と言う感情がある。それは、少なくとも今現在、機械によって喚起されたものではない。人の努力だったり生き様だったり。が紛れも無い僕の行動力を大いに刺激する！それを誰かに与えることが出来るのって、あなただけだと思う。
カット技術が完全機械化される時代が来ても、あなたにカットしてもらいたい！あなたの技術が見たい！あなたの話を聞きたい！と言うように。キーパーソンはあなた！なのだ。僕にとって、あなた、は機械化されることの無い存在だ。
あらゆることをアウトソーシングできるようになる時代とは、やりたいことを出来る！ということだと思っているので、僕はとてもワクワクしている。
想像力を高められるように頑張ります！
〜to be continued 〜
ベトナム ハノイ 日系美容室 オーブジャパン
伊藤星太。
「’海外理容師’という生き方。」
AUBE JAPAN hanoi viet nam
HAIR DRESSER Ito Seita
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